管理職になって分かったのですが、仕事内容は今までの仕事の延長ではなく、全く新しい仕事を覚えることがほとんどです。新入社員や中途採用者と同じで仕事を1から覚えるに等しいです。
アラフィフで新しいことを覚えるのはかなり大変で自己嫌悪の毎日。モチベーションもかなり下がっていました。
このままではいけないと思い、少しでも「できた」という達成感が得られるよう、目標を決めて半年を過ごしました。
その結果分かったことは、当たり前のことかもしれませんが自己肯定感を持ち、自画自賛することがモチベーションを保つ方法です。
【目標1】前任者がやっていたことを、ひと通りできるようになる

前任者(前チームリーダー)は仕事ができ、頭も良く、面倒見もいい人で、私はどれも及びません。前任者と自分を比べてもしょうがないのは分かっていますが、やっぱり考えてしまいます。
しかし落ち込んでいても何も始まらないので、ひと通りの仕事を覚えようと残業もしまくって必死でやりました。
やる意味あるのかなこの仕事?と思う仕事も、効率が悪いなと思う仕事も、何もかも全部です。
その結果、できているかはともかく、おおかた覚えることができました。
できて当たり前の仕事ができたところで誰も褒めてくれませんので、自分で自分を褒めました。
【目標2】 自分が一般社員のときに気づいた改善点を1つ実行する

月に1〜2時間程度のそれほど時間がかからない梱包・配送の作業ですが、これを無くすことができないかなと一般社員の時からずっと考えていました。この作業は私も課員も前々からかなりのストレスでした。
上司に、配送専門部署があるのでそこに委託する形にして欲しいとお願いしたことがありましたが、状況は変わりませんでした。
チームリーダーになってから、自分で配送専門部署やその他関係部署など、たくさんの人にお願いに回りました。
結果、この作業を他部署に移管でき、改善することができました。
小さなことですが達成感があり、自己肯定感が増し前向きになれました。
まとめ

管理職になり分かったことは、褒めてもらえることが激減する、ということです。
できて当たり前の仕事ができただけなので、誰も褒めてくれないのです。
自己肯定感を持ち、自分を褒めてあげることがモチベーションを保つ方法です。
小さい目標を作ってそれを達成していくのがコツです。
次の目標

ひと通りチームリーダーの仕事を覚えたので、次は仕事内容を見える化しようと思っています。
前任者は頭が良くほぼ全ての知識が頭に入っています。つまり、情報は前任者の頭の中にあり、他人が見る事ができないことになっています。
私以外の人がチームリーダーとなったときに困らないよう準備しておこうと思います。
7か月目にしてやっと、心の余裕とやりがいが出てきた感じです。(Part3に続く。近日公開。)
コメント