「なぜ結婚しちゃったんだろう」
既婚者なら誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
離婚に踏み切れない。でももう無理。でも。。。そう思い続けて12年。結局私は離婚しました。
12年間ただモヤモヤしていたわけではありません。離婚に向けての準備を着々と進めていました。
私の離婚経験から、これはやっておいて良かった!と思えた、目からウロコを4つを紹介します。
事前に準備しておいたことで離婚がスムーズに進みました。どれも自分一人で出来るので実践しやすいと思います。
① 子供の学資保険を自分の名前で契約しておく
子供を引き取るとなれば、将来かかってくる教育資金を確保しておかなければなりません。
学資保険の契約者は自分にして、一括でまとまったお金を入れてしまうのが良いです。
保険の受取人は子供なので、将来子供に使いますと言えば財産分与で揉めて長引く確率は低いです。
また一括でまとまったお金を入れておくと月々の支払いが無いので、離婚後のお金の心配が無くなります。返戻率も一括で入れた方が良くなります。
契約者は夫婦のうち妻の方が返戻率が良いです。所得税の節約になる、女性の方が平均寿命が長いなど保険屋さんから説明がありました。
実際、離婚時の財産分与ですんなり私のものとなりました。もちろん子供の教育費に充てています。
② 離婚届に署名してもらう人を決めておく
協議離婚の場合、離婚届は当事者以外の署名が必要だなんてご存知でしたか。
離婚届を初めて見たときは「えっ?」「ええっ?」と二度見しました。
証人の署名がいるのは婚姻届だけじゃないんだ。。。
ですのでスムーズに離婚を進めるには証人として2名を見つけておく必要があります。
証人になってくれる人を見つける = 離婚することを伝えなければならない、というハードルがありますが、自分の味方が見つかるので悪いことばかりではなかったです。
私の場合は両親に離婚するかもという話をしており、父親が離婚に賛成してくれたので父親に署名してもらいました。証人あと1名は夫側に任せました。
署名してくれる人が居ない場合、お金を払うことになりますが証人代行サービスに頼むという選択もありますよ。
③ 弁護士に相談しておく(もちろん無料相談を利用)
初めての離婚。離婚の進め方、親権、養育費、財産分与、義父母との関係、などなど、分からないことだらけです。ネットで調べても「一般的には」や「ご家庭により様々です」などの前提が書いてあり、自分の場合あてはまるのかどうか分かりません。
離婚弁護士に相談したいけど30分5千円のお金がかかるし、初回無料と書いてあっても2回目の相談をうながされて有料になりそうです。
そもそもどこに電話したらいいのか分からないし、ネットだと怪しい気もします。
怪しくない弁護士さんに無料相談できるところ、見つけました。市役所です。
お役所が紹介してくれる弁護士さんなら安心です。弁護士相談の日程は平日昼間にはなりますが、仕事を休む価値ありです。
段取りは以下。
- 予約をします。市役所に電話を入れるか、出向いて申込みします。
- 質問したいことを書き出して、まとめておきます。
- 当日。相談時間は30分間。
30分で足りるかなと不安でしたが、少々の雑談をする余裕もありました。
やはりプロに相談すると安心感が違います。離婚対策はバッチリ。怖いもの無しになった私はもう前しか向いてません。
④ 転居先は職場から近いところを探す
通勤時間は、短いほど良いです。通勤時間はひとりになれる大切な時間だ、などと甘ったれたことを言ってる場合ではないです。
離婚後はワンオペになるので、とにかく不要な時間は短くしないといけません。
私は転居先を通勤時間より実家への近さを優先して決めてしまいました。職場から遠くなったため、朝早く家を出て遅く帰ることになり子供に負担をかけたと思います。
実家に近いと子供に何かあったときに頼れるという安心感はありましたが、通勤は毎日のこと。
毎日早く帰らなければという焦りと、残業した日の家事がしんどかったです。
結局私は家から近い会社に転職しました。往復の通勤時間が約1時間短くなりましたが、転職活動や職場に慣れるまで時間がかかりました。
子供が小さいうちはどちらを優先するか難しいところですが、転居先が職場に近ければ明らか楽ですし、転職や再転居の時間をかけなくて済みます。まとめ
まとめ
離婚はとにかく時間がかかります。
紹介した項目を実践することで、随分と時間を短縮できますよ。
備えあれば憂いなし。案ずることなかれ。スムーズにことが運ぶでしょう。
時間のない女子達が自分の時間を少しでも作れるようにと願っています。
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