離婚することを腹に決めたら、あとは突き進むのみです。
私の実体験から言える離婚の手続きで知っておいて欲しい4つを紹介します。
特に子ありのシンママになる方は必見です。
離婚公正証書をつくる
公正証書とは、公務員である公証人が権限に基づいて作成する公文書です。難しいですね。
分かりやすく言うと、約束事が書いてある書類です。公正証書に書いてある約束を破ると裁判所から通知がきて、強制的に守らせるための措置がとられます。
養育費をもらうためには公正証書が有効です。
厚生労働省の調査によると、養育費を継続してもらえてる人は4人に1人だけ。私は子供が成人するまで養育費を払ってもらいたかったので、公正証書の作成を決めました。
離婚して10年以上経ちますが、養育費は現在も受取れています。
具体的な手続きは以下です。
⚠️夫と自分が揃って役場に行かないと公正証書は完成しません。気まずいですが、10分程度で済みますので耐えてください。
離婚届は平日に出す
離婚届に本人と保証人2名のサインが終わったら市役所に持っていきます。
平日に持っていかないと、離婚が成立するまでに1週間かかります。
私は土曜日に市役所へ持っていきました。夜間休日受付窓口にいた警備員さん?に提出しました。
いよいよ今日離婚だな、独身になるのかあ、などと思っていたのですが違いました。
「不備があったら後日連絡します。1週間連絡が無ければ受理されたと思ってください。」
平日に持って行けば良かった。
宙ぶらりんな気持ちのまま1週間を過ごしました。連絡が来なかったので受理されたのでしょう。
苗字をどうするか子供と話し合っておく
子供との話し合いは2ヶ月ほどかかりました。
離婚届を出すと同時に、苗字をどうするのかを子供と話し合ってください。
世帯主と子供は同じ苗字でないと、同じ戸籍に入れません。
私は旧姓に戻したかったのですが子供達は断固反対でした。学校で名乗る名前が変わるのが嫌とのこと。気持ちは分かりますが私も元夫の苗字は嫌です。
結局私が折れましたが、押し切れば良かったと後悔しています。
家庭裁判所での手続きは有休をあらかじめ取っておく
離婚届が受理されたら、次は家庭裁判所での手続きになります。
- 夫の戸籍から自分の戸籍を抜く
- 自分が世帯主となったら、子供の戸籍を自分の戸籍に移動させる
- 苗字を旧姓に戻したければ3ヶ月以内に申請する
①、②、③それぞれ別日の平日に家庭裁判所に行かないといけません。ですので、平日に仕事を3回休まなければなりません。あらかじめ3週間ごとに有休を取っておくことをおすすめします。
①と②はそれぞれ申請してから確定するまで約3週間かかりました。
私は苗字は変えずにそのままで行くことにしたので③の手続きは無しでした。
まとめ
離婚の手続きは待ち時間が多いです。
手続きにどれくらいの日数がかかるかをあらかじめ知っておくとスケジュールを立てやすいです。
離婚は大変ですが、終わると気持ちがスッキリしますよ。
平日休みをとるのは大変だと思いますが、手続きが終わって時間が余ったら自分のために時間を使ってくださいね。
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